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x86プロセッサーにおいて、物理アドレスバス幅を32ビットから36ビットに拡張し最大64Giバイトに対応する機能。それ以前よりあるPAEとは異なる技術である。
機能の有無は、EAXレジスターに1を代入してCPUID命令を実行し、EDXレジスターに得られたフラグのビット17が1かどうかで確認できる。
Windowsでは、Windows NT 4.0 Enterprise Editionから対応した。
PSE-36の利点は、OSの内部に殆ど手を加える必要がないことだった。しかしPSEの時代は非常に短く、Windows 2000以降ではPSE-36のサポートがなくなりPAEのみに対応するようになった。
LinuxなどのOSでは、PSE-36には一切対応しなかった。
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