サンプリング周波数

読み:サンプリングしゅうはすう
外語:sampling freqency 英語
品詞:名詞

サンプリングを行なう際の、そのサンプリング間隔のこと。

目次

オーディオ信号やビデオ信号などのように、時間とともに絶えず変化する信号をディジタル信号にする際に、一秒あたりいくつのデータを抽出するか、が音質面や画質面において重要な要素となる。

このとき、例えば秒間44,100回のサンプリングを行なう場合は、このサンプリング周波数は44.1kHzとなる。

また、このサンプリングされたデータを復号する場合は、同じサンプリング周波数で行なう必要がある。

サンプリング周波数と、ディジタル信号で表現可能(変換可能)な最高周波数とは密接な関係がある。

具体的にはサンプリング周波数の半分の周波数までが表現可能で、この周波数をナイキスト周波数と言う。

音楽CD(CD-DA)はサンプリング周波数が44.1kHzだが、つまりこの半分、22.1kHzまでの周波数を記録することが可能ということになる。

主要なサンプリング周波数は、次の通り。

周波数(kHz)用途
8電話(交換機)
32DATBS放送A-Mode
44.1DAT、CD
48DAT、BS放送B-Mode
周波数(MHz)用途
14.31818NTSC映像信号

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