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スティック型ポインティングデバイス

辞書:電算用語の基礎知識 計算機入力装置編 (TCPERII)
読み:スティックがたポインティングデバイス
品詞:名詞
2000/04/21 作成
2008/06/01 更新

ノートパソコンなどに搭載されている、キーボード上に用意された小さなポッチ(スティック)状のポインティングデバイス。多くの場合、ホームポジション中央のHキーとGキーの間に備え付けられる。

ジョイスティックのように前後左右に指で押してマウスカーソルの操作を行なう。

マウスボタンはキーボード手前部分に用意されるのが普通。

愛称など

最初に採用したのはIBMで、次に東芝が採用した。その後他のメーカーでも採用例があるが、ノートパソコンの主流になるほどではない。中には三洋のようにスティック型とパッド型の両方を搭載するメーカーもある。

IBMのものは「トラックポイント」、東芝のものは「アキュポイント」と呼ぶ。

それ以外のメーカーでは特に愛称を用意せず、単に「スティック」または「スティック型ポインター」などと呼ぶことが多い。東芝のミニノートパソコンであるリブレットに搭載されているものは操作性が特殊なため「リブポイント」という別の名称が付けられている。

機能性

ホームポジションから手を離さずにポインターを操作できるほとんど唯一のポインティングデバイスである。

最初は力加減に戸惑うが、慣れにしたがって操作性が向上しやすいという特性を持っているため、パワーユーザーに評価が高い。キーボード上に埋め込めるため、筐体の狭い小型ノートパソコン、特に横長のタイプに向いている。

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