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ローマ字を利用して日本語を入力すること。またその技法そのもの。
かつて、JIS X 4063「仮名漢字変換システムのための英字キー入力から仮名への変換方式」という規格が存在した。
英字キーを使っての入力を規定するというものだが、実際にはローマ字入力の規格であった。しかもそのローマ字の規格は独特で、日本での標準とされる「訓令式」とも異なる。訓令式のローマ字については「ISO 3602:1989 -- Documentation -- Romanization of Japanese (kana script)」という国際標準が作られているが、JIS X 4063はISO 3602に準拠していなかった。
例えば「ん」は「nn」でなければならない。訓令式(ISO 3602)で天然(てんねん)は「tennen」だが、JIS X 4063に準拠して実装した処理系では「てんえn」になってしまう。
そして、実際にJIS X 4063に準じた実装は皆無であった。実用にならないからである。これに悲観してか、2010(平成22)年1月20日、JIS X 4063は廃止されたのである。
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