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仮想記憶

辞書:電算用語の基礎知識 計算機OS機能編 (TCOS)
読み:かそうきおく
外語:virtual memory 英語
品詞:名詞
2000/10/29 作成
2014/01/20 更新

論理的なアドレス空間を、物理メモリーアドレス空間に対応させる、メモリー管理技術の一つ。

二種類のアドレス空間を用意する。一つは、実際にメモリーバス内で使われる、物理メモリーアドレス空間である。

そしてもう一つは、プログラムから見える仮想メモリーアドレス空間である。

仮想記憶は、ページングとしてメモリー空間をページと呼ばれる単位で区切り、ページごとに任意に割り当てて管理する機能である。

利点

例えば、次のような利点がある。

  1. 実行のたびに異なる物理メモリーにロードされるプログラムに対しOSが同一の仮想メモリーアドレスを割り当てることで、プログラムを常に同一アドレスに読み込まれるという前提で作ることができる
  2. 一時的に不要となる仮想メモリー上のデータを補助記憶装置に退避することにより、物理メモリー量より大きな仮想メモリー空間を扱うことができる

このとき、仮想的なアドレス空間を「論理アドレス」又は「仮想アドレス」といい、実際の主記憶装置のアドレスは「物理アドレス」又は「実アドレス」と呼ばれる。

ページング

メモリー空間を適当なサイズで分割し、それぞれをページとして扱う手法をページングという。

必要に応じて、仮想メモリー空間に物理メモリー空間を割り当てて使用する。物理メモリーが不足したら、その物理メモリーの内容を補助記憶装置(ハードディスクドライブなど)に退避し、その仮想メモリーのページには物理メモリーの割り当てがないマークを付ける。これを「ページアウト」という。

逆に、一旦ページアウトしたものが必要になった場合は補助記憶装置から読みだして元通りのページを再現し、再び仮想メモリーのページに物理メモリーを割り当てる。れを「ページイン」という。

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