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最初期のコンピューターの一つ。
ENIACの設計に携わったジョン・モークリー(John William Mauchly)やプレス・エッカート(John Adam Presper Eckert Jr.)らが設計し1944(昭和19)年頃から開発が行なわれていた。
しかし二人は後から参加したジョン・フォン・ノイマンと対立(詳細後述)してプロジェクトから脱退したため開発が大きく遅れ、実用的な初のプログラム内蔵方式コンピューターの座は1949(昭和24)年のEDSACとなってしまった。EDVAC自体は、一応1950(昭和25)年に機械は存在し、1951(昭和26)年にようやく稼働可能な状態になったとされる。
EDVACの特徴は、今では当たり前でもある「プログラム内蔵方式」をこの時点で採用していることである。
命令語に加え、2入力1出力の3アドレスを機械語に含むため1ワードが44ビットもの長さになっている。
これは初期の主要開発メンバーだったモークリーとエッカートの発案だったが、"First Draft of a Report on the EDVAC"(EDVACに関する報告書の第一草稿)とする文献の著者が後から参加したジョン・フォン・ノイマンの単名だった。これは著名な数学者の名前を使って名を揚げたいペンシルベニア大学側の思惑だったとされるが、このせいでモークリーとエッカートは反発し、プロジェクトから離脱した。
結果として、プログラム内蔵方式 = ノイマン型が定着しているが、このような事情から、ノイマンの名を使うのを嫌う研究者も多いという。
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