Grass

読み:グラス
外語:Grass 英語
品詞:名詞

「ちょっと草植えときますね型言語」という、非常に稀有なプログラミング言語

目次

  • 枠組み ‐ 関数型、スタック指向
  • 初出年 ‐ (不明)
  • 設計者 ‐ UENO Katsuhiro
  • 開発者 ‐ ?
  • 最新版 ‐ ?
  • 言語影響関係
    • 被影響 ‐ Brainfuck、Unlambda、Iota and Jot、Lazy K、Whitespace
    • 加影響 ‐ (不明)
  • 主要動作環境 ‐ (不明)

書きやすさを無視すれば、プログラムは3文字あれば書き表わすことが出来る。これを実際に証明した他の例に、Whitespaceというプログラミング言語がある。

Grassは、この3文字に、w、W、v、という3文字を割り当てた。

wWv以外の文字はコメントとして無視される。また、最初のwまでの全ての文字も無視される。

元々は設計のみが公開され、第三者によって実装が作られた。

そもそもなぜ草なのかというと、2ちゃんねるのVIP板と呼ばれる厨房隔離板の厨房が、言葉の末尾にwwwを付けて笑っているさまを表わしていたことに端を発する。

かくしてスレッド内がwwwだらけになると誰かが、草を生やすなと言い出してこれが草となり、やがてAAで草刈りを始める者が現われたのである。

ちょっと草植えときますね型言語Grassは、このふいんき(←なぜか変換できない)をそのまま、プログラミング言語としたものである。

言語仕様

ラムダ計算を元とした言語であり、言語には「関数定義」「関数適用」の二つの操作しかない。

関数定義や関数適用の区切りにはvを用い、vで区切ったうちでwから始まるものが関数定義、Wから始まるものが関数適用である。なお、関数適用が連続する場合はvを省略できる。

Grassはスタックマシンであり、関数適用の結果は、順次スタックに積まれてゆく。スタックは一番上から番号が振られており、この番号で値を取り出すことができる。

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