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電子計算機 > 製品(商品名・型番) > パソコン > 東芝(J-3100)系パソコン
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東芝の開発したパソコンで元祖J-3100はPC/XT互換機だった。1986(昭和61)年10月発売。翌年の1987(昭和62)年6月にはPC/AT互換機であるJ-3100 GTが登場した。
元々ラップトップを志向した機械だったが、実際に膝に乗せて使えるかどうかは大きな疑問である。後の1988(昭和63)年にはデスクトップパソコンのJ-3300も登場したがそれ限りで、1991(平成3)年にはJ-3100型番でのデスクトップパソコンが登場した。世界初のノートパソコンであるDynaBookことJ-3100SSの発売は1989(平成元)年6月である。
当初は、漢字ROMを搭載し、日本語の制御を東芝独自のBIOSで制御し、かつ画面を640×400という通称DCGAと呼ばれるCGAを独自拡張した画面モードを用いて動作させていた。これを俗にJ-3100規格という。シリーズ当初はDCGAの他にEGAやVGAなども混在して使われていた。
ハードウェアを用いて日本語を表示していたのは当時のCPUの処理性能に問題があったためで、ライバル機種NEC PC-9801も同様にハードウェアで処理していた。が、やがてJ-3100もDOS/Vを使うように方向転換し、ソフトウェア的に日本語表示処理を行なうようになった。
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