JVM言語

JavaがJVM言語なのは当然であるが、それ以外の言語でもJVM用のバイナリーを出力するプログラミング言語がある。

主なものは、Scala、Groovy、Kotlin、Clojureなどである。

JavaでないJVM言語を使う理由は簡単で、Javaの資産をほぼ完全に使いながら、Better Java(より良いJava)として使うことができるからである。

Better Javaは、Javaのような書き方もできれば、Javaでは難しかったものをより簡潔に記述することもできる、ことを意味している。

例えばAndroidがJavaに代えて採用したKotlinの場合、Javaでは殆どが文だったものが殆ど式になっていたり、型推論、null安全、演算子のオーバーロード、クロージャー(高階関数)などJavaに欠けている機能がふんだんに盛り込まれていて、とても書きやすくなっている。