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iso646.h

辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS)
読み:アイエスオウろくよんろくドットエイチ
外語:iso646.h 英語
品詞:固有名詞
2010/10/26 作成
2013/03/20 更新

Cにおいて、ISO/IEC 646のようにCの記述に必要な文字集合を欠く文字コード環境向けの「代替つづり」用マクロを定義するヘッダーファイル。

目次

ISO-646が主流だった大昔は、Cを記述するのに必要な記号類の多くを欠く言語圏も存在した。現在においては、それらもISO/IEC 8859UTF-8に移行しており、問題はない。

また日本でも、ISO-646の拡張がシフトJISではあるが、\が円マークに見える程度で殆ど支障がなく、つまりiso646.hを使う必要は全くない。

このヘッダーファイルは、次の11種類のマクロを定義するものである。

#define and &&

#define and_eq &=

#define bitand &

#define bitor |

#define compl ~

#define not !

#define not_eq !=

#define or ||

#define or_eq |=

#define xor ^

#define xor_eq ^=

なお、ここでマクロ定義されるものはC++では予約語となっていることから、ヘッダーをincludeする必要がない。

用語の所属
C
標準Cライブラリ

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