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色度信号を色差信号に分離した映像信号を送るケーブルを接続するための端子のこと。
RCA(ピン端子)を端子に用いるが、BNCのものもある。通信信号はアナログである。
端子の色は通常、Y(緑)、Cb/Pb(青)、Cr/Pr(赤)になっている。
S端子と比べ、色度信号(C)をB-Y色差信号Cb(Pb)とR-Y色差信号Cr(Pr)に分けて伝送するのが特徴となる。
ちなみにSDTVクラスではY/Cb/Crと呼び、HDTVクラスではY/Pb/Prと呼び分けるらしい。
S端子では525i(480i)のみ対応だったのに対し、コンポーネント映像端子では、480pや、1080i/720p(HDTV)にも対応している。
D端子でいえばD4端子相当まで対応する。
但しどのレベルまで対応しているのか端子部に表記されていないので、見ても分からないという欠点がある。また3本のケーブルの接続が必要になるので、若干面倒である。
D端子は、コンポーネント映像端子が扱う3本の信号線を、1本のケーブル、1個の端子で扱えるようにしたものである。
従って、コンポーネント映像端子とD端子は互換性があり、変換ケーブルが市販されている。
安価な輸入ものDVDプレイヤーは最新型でもコンポーネント映像端子しか付いていないものがあるが、そのようなものを日本の一般的なテレビで使うためには、D端子への変換ケーブルを使う。
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