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偶数パリティ

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術物理層編 (CTPMD)
読み:ぐうすうパリティ
外語:even parity 英語
品詞:名詞
2001/04/30 作成
2015/01/06 更新

偶数になるようにセットされたパリティ

目次

パリティチェックでは、偶数パリティが使われることが多い。

対するは奇数パリティである。

4ビットのデータに偶数パリティを1ビット付加し、5ビットにするものとして説明する。

5ビット中、1のビットが偶数個になるようにするので、次のようになる。最初の4ビットがデータ、最後の1ビットがパリティとする。

  • 0000 0
  • 0001 1
  • 0010 1
  • 0011 0
  • 0100 1
  • 0101 0
  • 0110 0
  • 0111 1
  • 1000 1
  • 1001 0
  • 1010 0
  • 1011 1
  • 1100 0
  • 1101 1
  • 1110 1
  • 1111 0

つまり、データ中の「1」の数が奇数ならパリティを「1」として全体として偶数にし、データ中の「1」の数が偶数ならパリティは「0」として全体として偶数であることを維持する。

用語の所属
パリティ
関連する用語
パリティチェック
奇数パリティ

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