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国際化ドメイン名

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術識別子編 (CTURI)
読み:こくさいかドメインめい
外語:IDN: Internationalized Domain Name 英語
品詞:名詞
2006/11/19 作成

ドメイン名に、従来の文字範囲(英大文字、数字、ハイフン)以外の言語文字を利用するための技術の総称。

従来

従来は、より正確には現在でも、ドメイン名として次の文字しか使うことができない。

  • 英文字(ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ、大文字小文字は同一視)
  • 数字(0123456789)
  • ハイフン(-)

しかしこの仕様だと、英語圏以外では不便と考えられた。そこで従来と互換性を保ちながら、多国語を利用する技術の開発が競われた。

国際化

現在のように仕様が固まる前は、「多国語ドメイン」「多言語ドメイン名」とも呼ばれた。

しかし仕様策定中の議論において、ドメイン名に導入するのは多種の文字だけで、地域化は不要という結論に至った。

例えば、漢字を使う地域はいくつかあるが、たまたま重複するものを言語で区別する必要はない、という結論になり、以降は国際化ドメイン名と呼ばれるようになった。

文字の範囲は、Unicodeにあるもので、漢字文字でもUnicodeで同じ番号が振られていれば、国が違っていても同じと扱う。これが多国語や多言語でない理由とされている。

前提

英語以外の文字を利用するにしても、既に設置されたDNS自体は変更しないことが求められた。

実際に、i-DNSという、全く独自のDNSによる国際化ドメイン名に挑戦した企業i-dns社があったが、失敗に終わっている。

従って、従来のDNS自体は一切変更することなく多国語に対応するため、これらの文字を旧来のDNSで扱える範囲の文字に変換して処理する方法が取られた。

手法

この方法として、検討段階においては様々な方法が考案された。どれにおいても、従来のものとの区別と、重複防止のため、前あるいは後に特徴的な文字列を付与し、区別することにした。

実際には、次のようなものが提案されたことが確認されている(順不同)。

最終的にはPunycodeが採用されることになった。

特徴

こうして採用された国際化ドメイン名には、互換性重視のため、次のような特徴が生まれた。

  • 従来のDNSは変更不要
  • 従来のネット対応ソフトも一切変更不要
  • 未対応のソフトでは、Punycodeがそのまま見える (xn--?????.jpのように)
  • 未対応のソフトで、多国語をURLに入れても動作しない (www.日本語.jp などは未対応環境では動作しない)
  • 対応のソフトでは、当該の文字に変換されて見えるはず (例えば、日本語環境でアラビア語などが表示されるかどうかは実装依存だろう。入力となると更に敷居は高い)

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