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BSデジタル向けのCAS。その後、110度CSデジタル放送や地上デジタルテレビジョン放送(以下地デジ)でも採用された。
映像信号は、その動画情報にコピー制御信号(CCI=Copy Control Information)を加えた後、日立製作所の開発したMULTI2暗号で暗号化される。
受信時は、B-CASカードに内蔵されている暗号鍵を利用して復号し、その復号された映像についてはCCIの情報(複製の可否、複製可の場合は何枚まで複製できるのか、といった情報)に基づいて扱われる。
コンポジット映像端子、S端子、D端子、いずれにおいても映像はアナログである。
この信号は暗号が解除されてはいるが、これを録画しても元のディジタルのクオリティからは劣化していることになる。
但し「フリーオ」という海外の製品を使うと、個人で制限無くデジタルコピーが可能。
ディジタル放送対応のビデオデッキは、チューナーが内蔵されているため、ディジタル信号のままで情報を記録できる。
但し、これは暗号化されたままの状態である。暗号化には、機器のもつ機器鍵が使われることから、デッキを変更したりすると再生できなくなる。
従ってデッキが故障する前にDVD等に移す必要があるが、この時にはCPRMという著作権保護の規格が使われる。DVD媒体固有の鍵を使うため、そこに記録されているデータを他のDVDに移しても、DVD媒体の鍵が一致しないので暗号が解読できず、再生することができない。
こうして、B-CASの目的である複製制御が(フリーオの存在を無視すれば)達成できたことになる。
B-CASは、何の法的根拠もなく、NHK、WOWOW、東芝、松下、日立などが出資して作った民間企業であるB-CAS社によって独占的に管理されている。
これなくして地デジなどを観ることができないため、独占禁止法違反の疑い、個人情報に関する問題など、様々な問題が噴出している。
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