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G0

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術文字用語編 (CTCHRY)
読み:ジーゼロ
外語:G0 英語
品詞:名詞
2008/10/14 作成
2008/11/21 更新

ISO/IEC 2022の「バッファー」の一つ。

ISO/IEC 2022で、文字集合を指示(designate)する場所である。

そして、必要に応じて、このバッファーを図形文字表(GL)に呼出(invoke)して使う。

由来

ISO/IEC 2022は、文字集合→バッファー→図形文字表、という三段階で符号を切り替えるメカニズムとなっており、G0は四つあるバッファーの一つである。

このような面倒な機構を導入せざるを得なかった理由は、効率化と共に、ASCIIとの完全な互換性を維持するためだった。

なお、G0とG1は最初の版「ISO 2022:1973」から既に存在したが、G2G3は後から追加されている。

機構

ISO/IEC 2022ではG0は特別扱いであり、GLにしか呼出(invoke)出来ない。つまり、GRには呼出が出来ない唯一のバッファーである。

より具体的には、次のような符号を使う。

  • LS0 (G0をGLに呼び出す) (0/15、いわゆるSI)

この場合、94文字集合ならコードポイント0x21〜0x7e、96文字集合ならコードポイント0x20〜0x7fが、その文字となる。

用語の所属
ISO/IEC 2022
G0
関連する用語
GL
GR
G1
G2
G3 (ISO 2022)
C0
C1

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