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G2

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術文字用語編 (CTCHRY)
読み:ジーに
外語:G2 英語
品詞:名詞
2008/10/14 作成
2008/12/17 更新

ISO/IEC 2022の「バッファー」の一つ。

ISO/IEC 2022で、文字集合を指示(designate)する場所である。

そして、必要に応じて、このバッファーを図形文字表(GLまたはGR)に呼出(invoke)して使う。

由来

ISO/IEC 2022は、文字集合→バッファー→図形文字表、という三段階で符号を切り替えるメカニズムとなっており、G2は四つあるバッファーの一つである。

このような面倒な機構を導入せざるを得なかった理由は、効率化と共に、ASCIIとの完全な互換性を維持するためだった。

G0G1は最初の版「ISO 2022:1973」から既に存在したが、これでは不足したため、第二版「ISO 2022:1982」から追加された。

機構

通常は、必要に応じて1字ずつ、SS(Single Shift)でGRに呼出(invoke)して使うが、LS(Locking Shift)で固定的に呼出することも可能。

より具体的には、次のような符号を使う。

  • LS2 (G2をGLに呼び出す) (1/11 6/14、ESC n)
  • LS2R (G2をGRに呼び出す) (1/11 7/13、ESC })
  • SS2 (次の1文字だけG2をGL/GRに呼び出す) (8/14または1/11 4/14)
用語の所属
ISO/IEC 2022
G2
関連する用語
GL
GR
G0
G1
G3 (ISO 2022)
C0
C1

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