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HTTP/2

辞書:通信用語の基礎知識 通信手順上編 (CPINFO)
読み:エイチティーティーピー・に
外語:HTTP/2 英語
品詞:名詞
2012/11/02 作成
2015/03/15 更新
2015/03/31 迄有効

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HTTPの改良バージョンとして策定中の版。現在はI-Dであり、2015(平成27)年2月にRFCとして仕様が公開される予定だったが遅延している。

2012(平成24)年に、突如HTTP/2.0として開発が始まった。

幾つかの案のうち、SPDYをベースとして改良された。名称は、当初はHTTP/2.0とされ、後にHTTP/2となった。HTTP/2は、既存のHTTP/1.0HTTP/1.1に対して、次のような改善をすることを目標としている。

  • パフォーマンスの改善
  • ネットワーク資源利用の効率化 (特にTCPのセッション数の削減)
  • セキュリティ

目標

HTTP/1.1は、HTTP/1.0の欠点だった、リクエストに対するレスポンスを受け取るまで次のリクエストを出すことができない欠点をパイプライン機構の導入で解消した。

しかし一つのパイプラインは一つのレスポンスしか得られないため、大きなレスポンスを得る場合は、結局複数のセッションを作る必要がある。

この解決のためには、HTTPセッションの多重化という機能が必要である。

HTTP/1.1の改善は、過去HTTPngとして持ち上がったが成功しなかった。新たに持ち上がったhttpbisは、時代に合わせたプロトコルとするべく立ち上げられ、これは成功した。

草案

2012(平成24)年6月に、草案がおおむね出揃った。

  • SPDY ‐ Mike Belshe氏(Google)ら
  • HTTP Speed+Mobility(S+M) ‐ Gabriel Montenegro氏(Microsoft)ら
  • Network-Friendly HTTP Upgrade ‐ Willy Tarreau氏(HAProxy Project)やAmos Jeffries氏(Squid Project)ら

レビューや議論の結果SPDYをベースとすることが決定し、I-D[ietf-httpbis-http2]の最初の版は2012(平成24)年11月28日に公開され、以降本格的な議論が始まった。

方向性

複数の案があったが、いずれにせよ、TCPの上に一層以上を挟んで、その上でHTTPというのは共通していた。

こうすることで、HTTPによる通信の多重化をし、TCPセッション数の効率化、および速度の向上などを実現しようとしている。

Googleが提案しHTTP 2に採用されたSPDYの場合、TLSを用いた暗号化を特徴とする。しかしHTTP単体として暗号化は実装の敷居が高くなるため否定意見もあり、対抗としてMicrosoftなどによりHTTP Speed+Mobility(略称S+M)が提唱された。S+Mは、間にWebSocketを挟んでいる。

関連する用語
HTTP
HTTP/1.0
HTTP/1.1

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