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女性同士の同性愛を描いた作品(レズ作品)や、女性同性愛者(レズ)そのもののこと。
レズは一人でいてもレズであるが、百合は二人がいるのを外部からみて決めるものである。本人たちがどう思っているかは無関係に、外部から見て初めて百合は百合となる。
百合専門誌、アンソロジーコミック、そして同人誌など創作作品な分野では、このジャンルはほぼ女性作家で占められ、その内容の激しさはまさに赤面ものだと言われる。
レズを百合と呼ぶようになった理由は、ゲイ雑誌「薔薇族」(1971(昭和46)年創刊)において、ゲイを薔薇族と呼んだことの対極としてレズを「百合族」と呼ぶようにしたことが由来である。
百合族の命名は、雑誌「薔薇族」編集長の伊藤文學であるが、薔薇族の命名も伊藤であった。都合、伊藤が薔薇・百合という隠語を一人で作り普及させたことになる。
なぜ百合なのかという根本的な理由は、定かではない。伊藤はその理由を語っていないようである。
薔薇は、多くは赤い薔薇をイメージされ、ゲイも赤い薔薇で喩えられることが多かったさなかに、対極的に白色の百合の花をあてがったのではないかとの説がある。百合は、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というように、美しい女性を喩える花の一つであったことも、恐らく理由の一つとなったものと思われる。
この由来により、薔薇は海外でもゲイの喩えであるが、百合は日本でしか通用しない表現である。
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