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高橋名人

辞書:萌色用語の基礎知識 ゲーム・団体名編 (GCOMP)
読み:たかはしめいじん
外語:expert Takahashi 英語
品詞:人名
2000/04/02 作成
2011/10/08 更新

ゲームの名人で16連射が得意技。

  • 本名 ‐ 高橋利幸(たかはしとしゆき)
  • 誕生日 ‐ 1959(昭和34)年5月23日
  • 出生地 ‐ 北海道石狩振興局管内札幌市
  • 職業 ‐ ゲッチャ・コミュニケーションズ株式会社従業員 (その前は株式会社ハドソン従業員)

ブーム去りし後も長くハドソンで勤務、最終的にはハドソンの部長職扱いの職に就いた。ハドソンは彼のために「名人」という特別な役職を用意した。

今は「ハゲ」。より正確には「ツルッパゲ」(スキンヘッド)である。毎日剃っており、この髪型が気に入っているらしい。

名人現役時代は、長髪で帽子をかぶっていた。

ハドソンに28年9ヶ月も務めた名人も、2011(平成23)年5月31日付けでついにハドソンを退社、2011(平成23)年6月1日付けでゲッチャ・コミュニケーションズ株式会社へと入社した。

経歴

ハドソン入社前はスーパーマーケットの店員で、野菜売り場での威勢のよい掛け声を見た社長がスカウトしてハドソンに入社したといわれている。

入社後はハドソンの広報を行なっていた。「チャンピオンシップロードランナー」の模範演技の披露が名人となった切っ掛けだと言われている。当時の子供たちのアイドルで、映画に出演したりレコードを出したりしている事からも人気の程が伺える。

ファミコンブーム終焉後は各地の部署を転々としていたが、2001(平成13)年にハドソンがコナミの傘下になるとともに本社勤務に戻ることになる。

エピソード

16連射

当時のファミコンゲーム世代で、彼の特技「16連射」をマネしなかった者はまずいないとされる。ちなみに、高橋名人の連射方式は単純な振動打ちであったが、それで16連射を出すのは至難の技である。

なお、現在の高橋名人は12〜13連射「しか」できないとのこと。

高橋名人逮捕?

「高橋名人はバネを使って連射していたため警察に詐欺で逮捕された」などというデマが流布したが、まったくの事実無根である。1日警察署長を務めたときのエピソードが曲解されたらしい。

ちなみに、下手な道具を使わないほうが早く連射できる。

ゲームは一日一時間まで

ゲームばっかりでは立派な大人になれないということで発せられた彼の名言「ゲームは一日一時間まで」を実際にマネした人がいたという話は聞いた者がいないらしい。

このころは、バッテリーバックアップというものは存在しなかったのである。

名人は、2009(平成21)年3月9日東京大学の講演にてこの件にも触れた。イベント会場を埋め尽くした親子連れを見て、「ゲームがうまくなりたいなら、1日1時間集中してプレーし、後は外で遊ぼう!」と思わず言ってしまい、これが役員会で問題になったと述べた。

しかし、結果として「ゲームは1日1時間」が社の方針として標語化されたという。

毛利名人との対決

スターソルジャー(ハドソンのシューティングゲームで高橋名人有利?)で対決し、ビデオにその様子が収められている。結果は引き分け、「両方の顔を立てた」とも言う。

そのビデオの中では「特訓」と称し16連射でスイカを割るという映像が登場している(もちろんガセ)。

コントローラーのボタンは強く押せばいいというものではないので、あまりにも意味不明な特訓である(対する毛利名人はトランプピラミッドを作って精神力を鍛える特訓だった)。

高橋名人VS毛利名人激突!大決戦

前述の毛利名人との対決が収められている。

Bugってハニー

日本テレビ系列局各局で放映されたテレビアニメ。

名人は主人公「高橋原人」(たかはしげんじん)として登場。声優まではしなかったが、主題歌を歌っている。

その後、このアニメを元にしたゲームソフト「高橋名人のBugってハニー」がハドソンより発売された。

高橋名人物語

河合一慶著、コロコロコミック連載。高橋名人の少年時代のエピソードをまんがにしたもの、というには内容があまりにも無茶苦茶である。ウンコネタが多く、今の水準からしても十分下品だった。

例えば蝉を捕獲するのに、野糞をしながら木から木へ移り、ウンコをちぎっては投げちぎっては投げ、1時間で150匹もの蝉を捕ることができた。後にこれは「札幌採り」と呼ばれ広まった……などとされている。

その後名人は「今でも信じている人がいるけど、そんな事はない」とブログで否定した。

また、へその緒が首に絡まって産まれ呼吸困難に陥るが、自らそれを引きちぎり産声を上げた…などの描写もある。生まれたときに首にへその緒が3回巻き付いていたことだけは事実だと、名人は何度かブログで述べている。

保護者からのクレームで連載がストップしなかったのが不思議なくらいの作品であるが、当の名人は、ブログを読む限りでは今では良い思い出になっているようである。

作品中にはライバルの毛利名人も登場するが、毛利名人が徹底的に美化されているのに対し、高橋名人の扱いは酷いものであった。

高橋名人の冒険島

理不尽な難易度からクソゲー扱いされた。

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