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音楽データに主にMIDIシーケンス情報を利用することでデータ量を減らして大量の曲を保存できるようにし、さらに通信回線でホストコンピューターと接続することによりすばやく曲を配信することができるカラオケ機器の総称。
1992(平成4)年に登場したタイトーのX2000が世界初の通信カラオケである。
登場当初は、曲が多いが音がへぼいという評価だった。
これは、当時のMIDI音源の性能が低かった(SC-55相当)ことや、MIDIシーケンス情報の作りこみのノウハウが不十分、記憶容量的にデータを無闇に増やせない事情などがあったためである。
ADSL回線や光ファイバー回線が普及するまでは、ホストコンピューターとの通信回線としてISDNが使われていた。
ISDNの高速通信(と、いっても64kbps)を利用することで、ホストコンピューターとの通信時間を1分30秒以下に抑え、それにより曲配信に掛かる通信費用を極力抑えるという工夫がされていたのである。
ちなみに、通信カラオケのためのISDN回線を契約するために某社社員がNTTに出向いたところ「カラオケにISDNを使うなんて」と呆れられたらしい(1992(平成4)年当時、ISDNは一般的ではなかった)。
そのため、いざ通信カラオケがサービスインすると、とある管内でISDN回線を契約しているNTTの顧客のすべてがカラオケ屋だったという話もあったりしたようだ。NTTも高いISDN回線が売れてホクホク顔だったことだろう。
現在の通信カラオケではホストコンピューターとの通信回線として、インターネットを利用することで、ADSLや光ファイバが使えるようになった。
これにより、膨大な量のデータを廉価に扱えるようになった。
通信カラオケ端末もハードディスクドライブの容量を1TBも用意したり、常時ホストコンピューターからデータを送ったりと、かなりの無茶が可能となった。
音源の性能が飛躍的に向上したほか、場合によっては音声圧縮データを利用する曲が登場した。
これにより、黎明期から比べて音質に苦情が出ることは少なくなった。
本職の歌手も絶賛したという話も存在するようだ。
最近は背景映像が用意されている曲が多くなっている。
これは通信回線の改善でデータが大量に送れることから、ホストコンピューターから映像データを随時ダウンロードすることによって実現していることが多い。
統合システムとは、いくつかの通信カラオケをまとめて扱えるようにしたものである。
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