千鳥式運転

読み:ちどりしきうんてん
品詞:名詞

大都市近郊などの過密ダイヤで行なわれる列車の運転方法。

優等列車をごとに互い違いに停車させて運転間隔を狭くする方法。

例えば、A駅〜B駅〜C駅〜D駅を結ぶとき、列車1は途中C駅に停車しB駅は通過、列車2は途中B駅に停車しC駅は通過とする。列車1がA駅を発車し、その1分後に列車2がA駅を発車する。列車1はB駅を通過するが、列車2はB駅に停まるので、B駅〜C駅では列車1と列車2の間隔は、停車時間を1分とすると2分になる。しかし列車1はC駅に停まり、列車2はC駅を通過するので、C駅〜D駅では間隔は再び1分となる。このようにして運転間隔を狭めるのである(下図参照)。

西武池袋線などで採用されているが、途中駅(この例ではB駅とC駅)の乗客が同じくらいの数でないと採用しにくい、途中に大きなターミナル駅が存在していると採用しにくい、などの難点がある。

コラム(千鳥式運転の図)
          A駅            B駅               C駅          D駅(終点)
  列車1   8:00 -------(8:04通過)------8:06着/8:07発-----8:10
   間隔         1分               2分               1分
  列車2   8:01 -----8:05着/8:06発------(8:08通過)-------8:11

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