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車内インターネット接続サービス

辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道編 (RAIL)
読み:しゃないインターネットせつぞくサービス
品詞:商品名
2010/01/28 作成
2015/08/03 更新

東海道新幹線N700系車両で提供されている公衆無線LANサービス。

N700系で、かつJR東海の範囲内(東京〜新大阪)で利用できる、無線LANを利用したインターネット接続サービスである。

無線LANはIEEE 802.11b/gに準拠したものを用いる。

車内の無線設備使用料そのものは無料であるが、無線LANサービスを提供する事業者との契約が別途必要で、これは有償である。

駅待合室でも同様のサービスがあり、こちらはIEEE 802.11a/b/gに対応している。

技術

新幹線と地上との交信には、LCX方式という列車無線が使われており、N700系ではこれがディジタル化され帯域に余裕が出来たことからサービスが始まった。

速度は、1編成あたり、下り(LCXから列車)が最大2Mbps、上り(列車からLCX)が最大1Mbpsで、この帯域を1編成の乗客すべて(N700系16両の定員は1323人)で分け合うことになる。

事業者

これを著している時点で利用できる事業者は、以下の通りである(順不同)。

  • NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
  • ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」
  • UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」
  • NTT東日本「FLET'S SPOT」
  • NTT西日本「フレッツスポット」

ローミングでは対応していない場合がある。

関連する用語
東海道新幹線
N700系
LCX方式

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