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アメリカの天文学者。1889(明治22)〜1953(昭和28)。
まず、アルベルト・アインシュタインが1916(大正5)年に一般相対性理論を発表し、その翌年に宇宙項(宇宙定数)を含む静止宇宙モデルを提唱する。それに対しオランダの天文学者ド・ジッターがアインシュタインの方程式を解き、宇宙は膨張するという答えを導き出した。更に1922(大正11)年にはロシアの物理学者フリードマンがアインシュタインの方程式から宇宙項(宇宙定数)を除いて計算すると宇宙は閉じて収縮するか開いて膨張するかという二つの解答があることを発見する。頑に宇宙は静止すると主張するアインシュタインと、天文学界は揉めに揉めることとなる。
そのような時代にハッブルは "遠い銀河ほど速い速度で遠ざかる" という法則を観測によって見いだした。これがハッブルの法則である。この発見により、宇宙全体は風船のように膨張していることが明らかとなった。アインシュタイン自身も1930(昭和5)年にウィルソン山天文台でハッブルの撮影した銀河の写真を見て、ついに静止宇宙論が誤っていることを認めざるをえなくなった。
その功績から、現在ではハッブル宇宙望遠鏡として大気圏外から宇宙を観測する人工衛星にその名が残されている。
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