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ヒロポン

辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM)
読み:ヒロポン
外語:philopon 英語
品詞:商品名
2006/03/24 更新

科学用語の基礎知識・非合法薬物情報

国内法では非合法または近日非合法化される物質です。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

メタンフェタミン覚醒剤の商品名。成分は塩酸メタンフェタミン。

メーカーは大日本製薬で、同社の商標である。

効能・効果

ナルコレプシー、鬱病、麻酔から覚めにくい時などに使用可能。気分の高揚、多幸感がある。

とはいえ、現在では精神科や麻酔科でもまず使わない。他に良い薬が色々あるためである。

剤形

散剤錠剤液剤(0.3% 3mgアンプル)があり、散剤と錠剤は内服、液剤は注射で使用する。

名称の由来

次のような説があるが、実際には不明である。

  1. ギリシャ語で「仕事を好む」を意味する「ポンポンズ」から
  2. ラテン語で、ヒロが「好む」、ポンが「考える」を意味し、もって「考えることを好む」から

覚醒剤一般にある副作用の全て。

今でこそ覚醒剤といえばシャブであるが、かつて覚醒剤といえばヒロポンであった。

そのため、昔は覚醒剤常用者は "ポン中" と呼ばれていた。今なら "シャブ中" に相当するだろう。

起源

元々は戦時中、軍需工場で作業能率を高めるために使われた、立派な軍需物資であった。

軍用であるので無論一般には手に入らないものだったが、戦後になり大量放出された。

社会問題化

さらに密造品が大量に市場に流されたことで大流行した。

こうして発生した中毒患者は幻覚幻聴・発狂といった症状を呈するようになり、これが原因となって様々な犯罪が起こり、治安上の問題に発展した。

またヒロポンとしての直接の問題のみならず、薬の回し打ちによるC型肝炎ウイルスの蔓延なども問題となった。

法的に完全に禁止されたのは覚せい剤取締法が作られた1951(昭和26)年からである。

現在

現在でも、ヒロポンは大日本製薬の製品として存在する。

尤も現実には殆ど使われていない上に、ヒロポンのアンプル1本で3mgなのに対し、シャブは純度にもよるが小袋1個1gとして実質500mgぐらい含有としても、その量は比べ物にならない。

物質の特徴
覚醒剤
有効成分
メタンフェタミン
関連する用語
シャブ
覚せい剤取締法

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