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メタンフェタミン系覚醒剤の商品名。成分は塩酸メタンフェタミン。
メーカーは大日本製薬で、同社の商標である。
ナルコレプシー、鬱病、麻酔から覚めにくい時などに使用可能。気分の高揚、多幸感がある。
とはいえ、現在では精神科や麻酔科でもまず使わない。他に良い薬が色々あるためである。
次のような説があるが、実際には不明である。
覚醒剤一般にある副作用の全て。
今でこそ覚醒剤といえばシャブであるが、かつて覚醒剤といえばヒロポンであった。
そのため、昔は覚醒剤常用者は "ポン中" と呼ばれていた。今なら "シャブ中" に相当するだろう。
元々は戦時中、軍需工場で作業能率を高めるために使われた、立派な軍需物資であった。
軍用であるので無論一般には手に入らないものだったが、戦後になり大量放出された。
現在でも、ヒロポンは大日本製薬の製品として存在する。
尤も現実には殆ど使われていない上に、ヒロポンのアンプル1本で3mgなのに対し、シャブは純度にもよるが小袋1個1gとして実質500mgぐらい含有としても、その量は比べ物にならない。
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