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ベニテングタケ

辞書:科学用語の基礎知識 生物名編 (BBN)
読み:ベニテングタケ
外語:fly agaric 英語 , 毒蝇蕈 大陸簡体 , 毒蠅蕈 台灣正體 , Amanita muscaria (L.: Fr.) Hooker muscaria 学名
品詞:名詞
2001/04/01 作成
2014/10/05 更新

紅天狗茸。ハラタケ目テングタケ科テングタケ属の茸で、毒茸の代表。柄は白色。英名はfly agaric(蝿取りキノコ)である。

分類

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 菌界 Fungus
  • 門: 担子菌門 Basidiomycota
  • 亜門: 菌蕈亜門 Hymenomycotina
  • 綱: 菌蕈綱 Hymenomycete
  • 目: ハラタケ目 Agaricales
  • 科: テングタケ科 Amanitaceae
  • 属: テングタケ属 Amanita
  • 種: ベニテングタケ muscaria

生態

白い柄に、赤地に白い斑点という非常に派手な傘を持つ特徴的な毒茸である。

この、いかにも毒茸という風体は人気があり、古くから絵本やアニメーションといったものにも描かれており、毒茸の定番となっている。

含まれる毒は人間にもかなり効くが蝿取りにもよく使われており、洋の東西を問わず昔から蝿取りに使われてきた。

知名度

有名な毒茸で、キノコを詳しく知らない人にも名前だけはよく知られている。

国産としては最高の幻覚キノコと言われている。もちろん合法。

作用

幻覚作用のあるムシモールイボテン酸が含まれている。次のような様々な毒性を示す。

  • 胃腸系

    腹痛、嘔吐下痢

  • 感覚神経系

    頻脈、散瞳、脈拍数(心拍数)増加、腸閉塞

  • 副交感神経系

    流涎、発汗、縮瞳

  • 中枢神経

    目眩、錯乱、運動失調、幻覚、興奮、抑鬱、痙攣

症状が酷い場合は昏睡、呼吸困難を起こすこともあるが、習慣性・毒性ともに弱く、食べて死ぬことは殆どないと言われてはいる。

旨味

毒茸として蝿殺しの成分となるイボテン酸は、ヒトの味覚ではグルタミン酸の10倍もの旨味成分であり、このためこの毒茸は味が良い。しかし毒なので、そのまま食べれば食後30分程度で中毒を発症してしまう。

そこで、塩漬けにし水に数時間さらして毒抜きをして食べる地方もあるが、素人が真似をすると中毒を起こし、吐き気や下痢などになるので注意が必要である。

なお、「食べても死なないなら食べられると言うこと」という豪解釈も確認されてはいる。しかし、ちょっと待ってもらいたい。このような論に疑問を抱くのは私達だけだろうか。今こそ冷静な議論が求められる。©ASAPY

少量だが猛毒のアマトキシン類を含むことがあるため、旨味があると言っても危険なので食べるべきではない。

また似た外観で毒性の強いキノコもあるので、採取には注意が必要である。

同じテングタケ属に無毒食用のタマゴダケがあり、それと時々間違われることがある。

関連する用語
幻覚剤
イボテン酸
ムスカリン

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