マンガン電池

読み:まんがん・でんち
品詞:名詞

正極の二酸化マンガンを負極の亜鉛で囲み、電解液には弱酸性の塩化亜鉛や塩化アンモニウムを用いている一次電池。正極の二酸化マンガンからマンガン電池と呼ばれる。

現在の乾電池として最もポピュラーなもので、安価なものが市販されている。

フランスの電気技術者ジョルジュ・ルクランシェ(Georges Leclanché)が考案したルクランシェ電池が元になっている。彼は正極に炭素、負極に亜鉛、電解液に塩化アンモニウムを使用し、正極の炭素棒を二酸化マンガンで囲った。こうすることで、正極で発生する水素は二酸化マンガンにより酸化されて水となるため、長時間の発電が可能となった。

用語の所属
電池
化学電池
乾電池
一次電池
関連する用語
アルカリ電池

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