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大根

辞書:科学用語の基礎知識 生物名・植物編 (BBNP)
読み:だいこん
外語:radish 英語 , rafan/o エスペラント , Raphanus sativus 学名
品詞:名詞
2005/07/01 作成
2014/05/17 更新

アブラナ科ダイコン属の一年草または越年草。その大きな根を食用とするために栽培される。

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

  • 門: モクレン門 Magnoliophyta
  • 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
  • 亜綱: ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
  • 目: フウチョウソウ目 Capparales
  • 科: アブラナ科 Brassicaceae

生態

原産地は中近東から支那とされる。

花は4〜5月頃に咲き、収穫は9〜11月頃である。故に花は春の季語、根は冬の季語。

風味等

古名を清白/蘿蔔(スズシロ)といい、春の七草の一つである。

大根には消化酵素の一つアミラーゼ(ジアスターゼ)が多く含まれるため、大根おろし等にして生食すると消化・整腸作用がある。大根を食べると食当たりしないことから、当たらない役者→大根役者、などとも言われるようになった。

ちなみに現在大流行中の青首大根は、辛味が強くないため大根おろしには向かないとも言われる。大根は先の方が辛味が強いため、大根おろしは先を、煮物などには上を使うのが良いとされる。

ゲノム

大根のゲノムは2n=18である。で同じアブラナ科のキャベツと同じだが、比較的近縁とされる白菜(2n=20)やセイヨウナタネ(2n=38)とは違っている。

また、アブラナ科のモデル植物でDNAがよく解析されているシロイヌナズナとはかなり遠い関係にある。

大根のゲノムを世界に先駆けて解読したのは東北大学で、2014(平成26)年5月17日に国際科学雑誌「DNA Research」で発表された(DOI:10.1093/dnares/dsu014)。

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