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精液

辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO)
読み:せいえき
外語:semen 英語 , samen ドイツ語 , Sperma イタリア語 , sperm/o エスペラント , ĉur/o エスペラント
品詞:名詞
2001/05/22 作成
2013/02/03 更新

動物の雄性が射精により分泌する、生殖のための液体のこと。

精液は、細胞成分である精子と、精嚢液前立腺液からなる液体(精漿)部分からなる混合物である。

つまり、精液と精子というものは、異なるものである。

ヒトの場合、一回の射精で2cc〜5cc程度が放出される。

成分

外見

精液のほぼ全量が精漿と呼ばれる液体成分で、精嚢液が約7割、前立腺液が約3割である。ここに、細胞成分である精子が懸濁する懸濁液が、精液である。

このように精液は混合物であるため、時にこれらがよく混ざり合わないうちに出てくることがある。

このような場合は濃度が全体として均一でないため、の前立腺液と、無色透明から淡黄色を呈する精嚢液とに分離していることがある。

場合により精液中に黄色っぽいゼリー状の塊として見られることもある。黄色く見えるのが精嚢液であるが、この症状は大変ポピュラーでありよく見られ、健康上も特に問題が無い場合が多い。

粘性

ちなみに精液がゼリー状である理由は、女性の膣内に長く留めるため、という説が有力。

尿のように普通の液体であると、膣からすぐに流れ出てしまうので、自然の選択として精液は粘り気を持つようになったと考えられる。

この粘り気は、精子そのものではなく、液体成分である精漿によるものである。

英語ではsemenまたはspermという。

semenは、日本語ではザーメンと読まれることが多いが、英語ではシーマンあるいはシーメンと発音される。この語の起源はラテン語にあり、ラテン語のsemen(セーメン)の意味は「種子・苗・子孫」などである。

spermは、日本ではスペルマと発音されることが多いが、英語ではスパームである。この語の起源もラテン語にあり、ラテン語のsperma(スペルマ)の意味は「種」である。

用語の所属
雄性生殖器
関連する用語
精子
精漿
射精

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