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裸電線

辞書:科学用語の基礎知識 電気工事編 (NPOWC)
読み:はだか・でんせん
品詞:名詞
2011/12/06 作成
2021/02/16 更新

金属がむき出しのままの電線。対するは絶縁電線

目次

架空送電線など、絶縁被覆が不要で人が触れないような場所で使われる。

絶縁電線における電気導体そのものである。

裸電線は被覆がない。このため、接触あるいは接近するだけで感電する。

これは、そもそも生半可な絶縁体では全く意味が無い超高圧送電線のようなもので用いられる。こういったものは「空気」が絶縁体となっており、他の物体と一定以上の距離を確保するため高所に設置される。高圧送電線は、錆びに強く強度も高く軽量という条件を満たすアルミニウム製である。

また接触によって受電可能にするため、電車などの架線も裸電線である。架線にパンタグラフを接触させることで、電車に給電する。

用語の所属
電線
関連する用語
絶縁電線

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