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重水素

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編上 (NELEMN1)
読み:じゅうすいそ
外語:D: deuterium 英語 , 支那語(大陸・台湾)
品詞:名詞
2000/11/24 作成
2011/06/13 更新

水素同位体の一つで、質量数が2の水素のこと。デューテリウムとも呼ばれる。

陽子1個、中性子1個、電子1個で構成されている。中性子を含む原子核としては、もっともシンプルなものである。

天然水素中に0.015%程度含まれており、海水中に豊富に含まれる。

核融合の実験などで使われる。

恒星の中では、陽子‐陽子連鎖反応にて、ヘリウム3生成過程の途中で、二つの水素原子(1H)から作られる。

1H + 1H → 2H + e+ + νe

恒星は、2Hにさらに1Hを融合し、ヘリウム3(3He)を作っている。

用語の所属
水素
同位体
2H
関連する用語
重水
三重水素
重陽子

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