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血管に針を刺したりなどの侵襲をすることなく酸素飽和度をリアルタイムで計測する簡易な医療機器。
指に挟んで使う小型軽量の装置で、指先の血管に流れる末梢血液を調べるタイプが一般的である。
脱着が簡単であるため医療現場でよく使われており、病院や診療所の呼吸器内科など呼吸器に関連する診察室には人差し指に挟んで使うタイプがよく置かれていて使われている。
また、救急、あるいは手術室にも置かれており、呼吸器系の手術等では指先にこれを付け、さらに定期的に血圧を測るようにして実施することが多い。
価格と品質はピンキリで、健康保険なども使うことができないが、必要であれば個人でも購入できる。
これは、血液中のヘモグロビンの色を測定するもので、光を出す発光部と、それを受ける受光部からなる。
具体的には酸素化ヘモグロビンは赤外光をよく吸収する点と、脱酸素化ヘモグロビンは赤色光をよく吸収する点を利用しており、発光部は波長約940nmの赤外光と、波長約660nmの赤色光を発して、これを指や耳たぶなどを通して受光部で受光することで、その吸収量から経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)が計測できる。
また、これを指先などで計測することは、そのような末梢まで血行が保たれていることを確認するという意味もある。
安静時でSpO2が95%以上が正常だが、余程のことがない限りは、通常は97%以上を示す。
90%以上95%未満では要注意となり、90%未満では酸素吸入などの対策が必要となる。
なお、現実に酸素が各臓器に足りているかどうかは酸素飽和度だけでなく、ヘモグロビン濃度(血色素量として診断される)や、心拍出量(心臓の拍動で拍出される血液量)といったものも重要になり、需要と供給のバランスから考える必要がある。
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