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肝臓の重篤な疾病の一つ。肝細胞の破壊に伴い肝臓内に結節が生じ、これにより肝小葉が変形する疾患。
肝細胞は、慢性肝炎や肝障害などで肝細胞が破壊されても再生する能力を持っている。
しかし、壊死と再生が繰り返されると繊維の増生が起こり、肝細胞は壊れた部分を補うようにして硬い繊維に囲まれながら再生してしまう。線維質が蓄積すると肝臓の中に壁ができてしまい、肝細胞は壁の中で再生し増殖するため、やがて再生結節という細胞の塊が作られ、肝小葉の構造が変化して機能が害されてしまう。肝臓がこのような結節の集まりに変化してしまうものが、肝硬変である。
B型・C型肝炎ウイルス感染、多量・長期の飲酒、自己免疫、といったものが慢性肝炎や肝障害を引き起こし、これが徐々に進行して肝臓が硬くなった状態を肝硬変という。
一説では、次のようなものが原因となる。
肝硬変かどうかは、問診、触診、視診、血液検査、腹部超音波検査またはCTなどにより総合的に診断される。
また内視鏡検査で食道や胃の静脈が太くなる静脈瘤が確認される場合、肝硬変によるものである可能性があるため診断の助けとなる。
肝臓には、蛋白質や脂質を合成する機能、物質を処理し体外に排泄するための機能などがあり、それらの機能が弱っていないかを判断することになるが、まだ確立されたものはない。
様々なパラメーターを与えることによって肝硬変を診断するためのスコアリングシステムが様々存在している。
どの要素を使うかはスコアリングシステムにより異なるが、使われることが多い血液検査の要素としては、次のようなものがある(順不同)。
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