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POWER

辞書：科学用語の基礎知識　中央演算処理装置商品名編 (INCPU)
読み：パワー
外語：POWER: Performance Optimization With Enhanced RISC 英語
品詞：商品名
2004/09/03 作成
2014/11/06 更新


IBMが開発した、RISC型マイクロプロセッサーのシリーズ名。

概要

主にIBMのワークステーションやスカラー型スーパーコンピューターに採用されている。

このアーキテクチャーをパソコン向けに調整したものがPowerPCである。

特徴

ラインナップ

次の系統がある。

  • POWERシリーズ ‐ 汎用機やスーパーコンピューター重視
  • RS64シリーズ ‐ 一般的なUNIXシステム重視

POWERシリーズ

  • POWER1
  • POWER2 ‐ 浮動小数点演算を強化
  • POWER3 ‐ 64ビット化
  • POWER4 ‐ デュアルコア(SMP)
  • POWER5 ‐ 同時マルチスレッディング(SMT)
  • POWER6 ‐ 高クロック化
  • POWER7 ‐ マルチコア(4コア、6コア、8コア)
  • POWER8 ‐ 更なるマルチコア(6コア、8コア、10コア、12コア)、SMT併用でコアごとに最大8スレッド対応

RS64シリーズ

一般的なUNIXシステム向けのシリーズで、整数演算性能が重視されたもの。

  • RS64
  • RS64 Ⅱ
  • RS64 Ⅲ
  • RS64 Ⅳ

RS64 Ⅳでシリーズは収束し、POWER4以降に統合された。

用語の所属
RISC
680×0
関連する用語
IBM
PowerPC
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