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x86のオペコードの表記で、VEX.Wフィールドが1となったVEXプリフィックスが存在すること。
VEXプリフィックスは2バイト長と3バイト長があるほか、さまざまな情報フィールドがあり、このためVEX.W=1の表現をしようとしても、オペコードが一定しない。
VEX.Wフィールドは2バイトVEXプリフィックスにはなく、3バイトVEXプリフィックスの3バイト目に存在する。
具体的には、VEX.W=1に限定しても、2バイト目は8通り、3バイト目は32通りの自由度があるため、8×32通りで計256通りが存在する事になる。そこで、16進数での表記を諦めて、「VEX.W」と記載する。
VEXプリフィックスはREXプリフィックスの機能を併せ持っており、VEX.Wは、REX.Wと同じ機能である。
汎用レジスターやメモリーに対するアクセスで、r32やr/m32命令をr64やr/m64命令に切り換える。
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