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サウンドカード

辞書:電算用語の基礎知識 計算機出力装置編 (TCPERIO)
読み:サウンドカード
外語:sound card 英語
品詞:名詞
1999/02/07 作成
2016/03/15 更新

音響機能を提供する拡張カードのこと。

PC/AT互換機ではCreative Labsのサウンドブラスターが普及しており、この製品の互換品なども数多い。

PC-9800シリーズの場合は、NECの純正製品であるPC-9801-86や、その互換品が人気であった。

由来

初期のパーソナルコンピューターは音響機能を搭載しておらず、そのままでは良くてBEEP程度しか鳴らなかった。

そこで、音楽演奏を実現するために作られたのがサウンドカードである。

初期にはPSGが使われ、その後FM音源を採用したものが登場して普及した。

Microsoft Windowsが普及するようになると、PCMが使えるものも普及した。

後にはFM音源は衰退し、全てはPCMのみで行なうようになった。

インターフェイス機能

MIDIが登場すると、接続用のインターフェイスがサウンドカードに搭載されるようになった。

サウンドブラスターシリーズでは、MIDIとジョイスティックが接続できるコネクターを用意していたが、いまでは両方ともUSBで接続できるようになっており、搭載製品は減ることとなった。

オンボード搭載以降

サウンド機能はマザーボード機能あるいはチップセットなどに内蔵されるようになり、別途サウンドカードを購入する必要性は薄れている。

音声入出力機能を追加したり、または強化したりする必要がある場合に、サウンドカードを追加することが多い。

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