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CDの音楽(CD-DA)の解像度(PCM 16ビット)を上回る解像度(High Resolution)をもった音楽データのこと。
ディジタル化された音源は、解像度を高めれば高めるほど、細やかな表現が可能となり原音の音質に近づけられる。
「高解像度の音」はイメージがしにくいが、例えばこれを「高解像度の映像」でたとえると、古いブラウン管テレビより現在のHD液晶テレビの方がきめ細かい映像が可能で、それこそ俳優の顔のシワまで見えるくらいに細かい描写が可能となった、という状況に相当する。かくして「映像の臨場感が増した」「風景が鮮やかになった」といった感覚を音楽に当てはめた状況に近い。
音楽は長くCDが主流となっていたために音質的には足かせとなっていたが、昨今はインターネット経由で音源のみを購入することも難しくなくなったこともあり、量子化ビット数とサンプリング周波数を高めた音源の販売もなされている。
ハイレゾ音源とは、ディジタル化された音源の要素として重要な「量子化ビット数」「サンプリング周波数」のうち、どちらか一方がCDを超えているものをいう。
量子化ビット数を高めれば音をきめ細かく表現することが可能となり、サンプリング周波数を高めれば表現できる周波数の範囲が広がる。
たとえばCDの音楽(CD-DA)はPCM 44.1kHz/16bitであり理論上22.05kHzまでの周波数を再現できるが、サンプリング周波数を高めたハイレゾ音源では、CDでは再現できなかった可聴周波数を超えた高周波も再現でき、スピーカーの性能次第では耳だけでなく体で感じる艶やかな音が再現できる。
例えば日本のハイレゾ音源販売Webサイトe-onkyo musicでは、クラシックは192kHz/24bit、邦楽は96kHz/24bitでフォーマットはWAVおよびFLACがよく見られる。CDの3.3倍のビットレートとなるため、理論上は3.3倍高音質である。なお、現在はすべてDRMフリーである。
CDとのデータ量の差は次のとおりである。比較対象は、一般的なPCMによる符号化のほか、最近普及し始めているDSD符号化を加えている。
| 形式 | サンプリング 周波数 | 量子化 ビット数 | 1chあたりの ビットレート | CDとの容量差 |
|---|---|---|---|---|
| PCM(CD音質) | 44.1kHz | 16bit | 705.6Kbps | 1.0倍 |
| PCM(ハイレゾ) | 96kHz | 24bit | 2304Kbps | 3.3倍 |
| 192kHz | 24bit | 4608Kbps | 6.5倍 | |
| DSD64(SACD音質) | 2.8224MHz | 1bit | 2822.4Kbps | 4.0倍 |
| DSD128 | 5.6648MHz | 1bit | 5664.8Kbps | 8.0倍 |
データ量と体感できる音質が必ずしも比例するわけではないが、データ量が多いほど高音質となる可能性が高い。
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