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Apple Computerが1995(平成7)年の出荷予定で、1994(平成6)年頃から開していた次世代Mac OSの開発コードネーム。完成すればMac OS 8として発表されるはずだった。
当時すでにMac OSはシステムとして旧式化しており、抜本的な内部の作り直しが必要であると考えられていた。そのため、パソコン業界での最大の敵であるMicrosoftの(当時の)次期Microsoft Windows(Chicago = Windows 95)に対抗することを目指し、プリエンプティブマルチタスクやメモリー保護などをはじめとした、モダンOSとして様々な機能の搭載が予定されていたが、色々と高望みしてしまった結果、1994年、1995年、1996年と発表を繰り返すたびに完成が先延ばしにされた揚句、ついに1997(平成9)年には計画が破綻してしまう。しかもOSが出ないだけでなく先行きを見失ったApple Computer自体を倒産寸前の窮地にまで追い込んでしまった。
あまりにも完成を先延ばしし続けた1996(平成8)年中盤以降はMac OS 7.6からのバージョンとして、Coplandの機能のうちできあがっている部分だけを部分的に組み込んだ小刻みなアップデートが繰り返され、完成までの時間稼ぎとユーザーの引止めがはかられた。この時点ではApple Computerから "新機能を段階的に採用していき、最終的に完成形のCoplandとなる" とアナウンスされていたが、これは遂に実現することがなかった。
次世代Mac OS計画はNeXT社を買収し、開発コードネーム "Rhapsody"(ラプソディ)に引き継がれるが、これもまた失敗することになる。
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