タブレットコンピューター

液晶を備えたコンピューターが登場し、携帯電話機にも液晶が付くのが当たり前となった。やがて電話機にほぼ全面の大きさの液晶を付けたスマートフォンが登場し、液晶とセンサーによる直感的なユーザーインターフェイスが流行した。

その後に広く普及したのが、このスマートフォンを大型化したようなタブレットコンピューターであった。

板状のコンピューター自体は比較的歴史が長いが、市場を賑わせ始めたのは、2010(平成22)年頃より、iPadをはじめとした製品が投入されて以降である。

当初のタブレットコンピューターは、ペン入力によるもので、当時としては標準的なOSであるMicrosoft Windowsシリーズを搭載するものが多かった。

これを著している時点での流行は、OSにAndroidを搭載した各社製品と、iOSを搭載したAppleのiPadおよびiPad miniシリーズであり、タッチパネルを搭載して指での入力に対応するものである。