KOT49E

2013(平成25)年12月5日頃に、Nexus 5/Nexus 7/Nexus 10/Nexus 4用のAndroid 4.4.1としてリリースされたビルド。

4.4のビルドはNexus 5とそれ以外で分かれていたが、この4.4.1からは共通となった。ただしファクトリーイメージは機種ごとに用意されているため、機種にあったものを使用する必要がある。

なお、このバージョンには不具合があり、すぐさまAndroid 4.4.2のKOT49Hで更新されている。

次の種類がある。

• Factory Images "hammerhead" for Nexus 5 (GSM/LTE)
• Factory Images "razor" for Nexus 7 [2013] (Wi-Fi)
• Factory Images "razorg" for Nexus 7 [2013] (Mobile)
• Factory Images "mantaray" for Nexus 10
• Factory Images "occam" for Nexus 4
• Factory Images "nakasi" for Nexus 7 [2012] (Wi-Fi)
• Factory Images "nakasig" for Nexus 7 [2012] (Mobile)

Nexus 5はCPUにMSM8974を使用した製品である。

• Nexus 7 [2013] はCPUにAPQ8064を使用した製品である。
• Nexus 10はCPUにサムスンのExynos 5 Dual(Exynos 5250)を使用した製品だが、このCPUはARM Cortex-A15である。
• Nexus 4はCPUにAPQ8064を使用した製品である。
• Nexus 7 [2012] はCPUにNVIDIA Tegra 3 T30Lを使用した製品である。

ハードウェアに依存する箇所以外は、このバージョンに対応するソースリストを他のMSMなどにも利用可能である。

実際、そのようにして多くのAndroid 4.4.1対応のAndroid端末は作られている。