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LiMo Foundation、Linux Foundation、Tizen Project、Tizen Associationなどにより開発中のスマートフォン向けオペレーティングシステム。
元々、スマートフォン用のOSは様々な会社が様々な思惑で様々なものを開発していた。
しかし、AndroidがAndroid 2.2(Frozen Yogurt)あたりで実用化しだしたことから、その時に主流を目指して開発されていたLiMoとMeeGoが統合しTizenとなった。
NTTドコモは「iPhone風でありながらAndroid以外の自由にできるOS」を欲していたためTizenに肩入れをしていた。
もし日本国内でリリースされるとなれば、まずNTTドコモからリリースされると見込まれる。対するauはFirefox OSの端末を先にリリースした。
当初は2013(平成25)年内にTizen搭載のスマートフォンをリリース予定だったが、不具合が多い、操作性もまだ良くないなど、OSとしての完成度が低かった。このため「2013(平成25)年内」から「2014(平成26)年前半」に延期したあと、更に無期延期とした。2013(平成25)年3月の報道によれば、富士通とNECがTizen搭載のスマートフォンを市場投入予定と報じられていた。
市場にはAndroidスマートフォンの在庫がだぶついている状況下、これ以上売れそうもないゴミを増やす訳にはいかないという事情もあったようである。
結果として、日本で初のTizen OS搭載機はスマートウォッチ「Samsung Gear S」となった。後継の「Samsung Gear S2」も日本で発売となっている。
Tizenは、発表時点から死亡説がささやかれ、1機種も出ずに消滅する可能性まで指摘されていた。しかし2015(平成27)年1月、遂にTizen 1号機となる「Samsung Z1」をサムスン電子がインドで発売した。価格は5,700ルピー(92米ドル)という低価格路線である。
4インチのWVGA液晶、CPUは1.2GHzのデュアルコア、メモリーは768Miバイト、カメラは3.1メガピクセル。ストレージは4GiバイトだがSDカードで増量は可能。通信機能は3Gのみで、LTEには対応していないなど、その性能は価格相応となっている。
しかしインドでは性能が悪いと不評で、全く売れていないという。Googleが展開する低価格ブランドAndroid Oneや、無数にある他の廉価製品の方が好評とのことで、例えばMicromaxが対抗機種のAndroidスマートフォンYurekaをAmazon.inでタイムセールに掛けたところ、ものの数秒で2万5000台を完売したとのことである。
HTML5を用いてアプリケーションを開発することは、Firefox OSと同様である。
更にTizenは、ネイティブアプリの開発も可能となっている。
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