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メモリーカード規格の一つ。コンパクトフラッシュの後継だが互換性はない。
サンディスク、ソニー、ニコンが提唱し、CompactFlash Association(CFA)が2011(平成23)年12月7日に発表されたメモリーカード規格。最初の製品はソニーから2012(平成24)年2月15日に発売された。
現在主流のSDメモリーカードシリーズは、端子が剥き出しだったり作りが貧弱だったりするなど、プロ用としては不安要素しかない。XQDはコンパクトフラッシュとほぼ同じ大きさで、同様に強固で耐久性がある作りとなっている。
ニコンやキヤノンなどが賛意を示しており、コンパクトフラッシュと同様、プロ写真家などのニーズが想定されており一眼レフカメラなどで採用される見込みである。
最初に採用したのは、ニコンの新フラッグシップ機「D4」である。
サイズは29.8mm×38.5mm×3.8mm。
コンパクトフラッシュ(CF)より若干小さいが、厚みは増している。ただしCFの場合、電気接点が長辺側にあったのに対してXQDカードはSDメモリーカードと同様に短辺側に付けられた。これにより機器の占有スペースもCFスロットよりコンパクトに収まる。
先代となるコンパクトフラッシュ(CF)はパラレルATAをインターフェイスとしていた。コネクターは50ピンもあるなど大変な代物で、汎用性の高さはあったものの速度向上の限界が来ていた。
CFの対抗となったSDメモリーカードは独自のシリアルを採用していたが、XQDも同様にシリアル化された。但し、従来の流れからシリアルATAという訳でもなく、その基礎技術であるPCI Expressの技術が直接使われており、汎用性の高さは従来通りである。
メモリーカードのインターフェイスに、当初はPCI Express 2.5Gbpsを採用し、将来的に2倍速の5Gbpsに高速化する予定。
書き込み速度は125Mバイト/秒以上を目標にするとしている。
PCI Expressとしての理論上のメモリー容量制限などはなく、使用するファイルシステムなどに依存する。
OSの制限が出るが、GPT(GUIDパーティションテーブル)を使用することで2Tiバイトの壁を超えることも可能とアナウンスされている。
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