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inode

辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL)
読み:アイノード
外語:inode: index node 英語
品詞:名詞
2010/06/03 作成

UNIX系のファイルシステムで古くから使われている、ファイルに関する情報。

ファイルが作られると、そのファイルに関する情報を記録するため、inodeが作られる。

全てのファイルは、物理的にinodeにリンクされている。UNIX系のファイルシステムの場合、ハードリンクという機構があり、一つのファイルに複数の別名を付けることができるが、この場合でも、ファイルの実体の情報であるinodeはファイル一つに対して一つだけである。

なお、inodeのiはindexを意味すると考えられているが、デニス・リッチーは「記憶にない」(意訳)としている。inodeという語はいつの間にか使われるようになっていたようである。

仕様

POSIXでは、少なくとも次の属性を要求している。

  • ファイルサイズ (バイト)
  • デバイスID (ファイルを格納するデバイスの識別用)
  • ファイルの所有者のユーザーID
  • ファイルのグループID
  • ファイルモード (パーミッション)
  • タイムスタンプ
    • atime … 最終アクセス時刻 (access time)
    • mtime … 最終ファイル変更時刻 (modify time)
    • ctime … 最終inode変更時刻 (change time)
  • そのinodeに対する参照数 (ハードリンクの数)
  • ファイル実体(ブロック)へのポインター
  • inode番号

例外

UNIX系のファイルシステムでも、ReiserFSのようにinodeを使用しないものも増えてきているが、inodeにあるような情報はいずれにせよ、ファイルシステムのどこかに記録する必要がある。

どのようなファイルシステムであれ、システムコールのstat(2)で基本的な情報が得られる。

関連する用語
inode番号

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