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ワンクリック詐欺サイト

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術安全編 (CTSEC)
読み:ワンクリックさぎサイト
品詞:名詞
2005/04/30 作成
2015/01/18 更新

架空請求業者の運用するサイトの一つ。通称はワンクリ詐欺サイト。

ワンクリック、つまり一度のクリックだけで、いかにも高額の入会金やサービス利用料を支払うサービスに入会し、これに同意したかのような画面を表示する。

そして、いついつ迄に○○円を△△へ振り込んでください、というように、入金を促す詐欺サイトのことを、ワンクリック詐欺サイトという。

警察庁では「架空請求詐欺」として扱い、これは「特殊詐欺」で総称されている。

画面表示

こういった悪徳サイトでは、いかにも利用者の情報が筒抜けであるかのような画面表示をする。

単に料金や支払期限が表示されるだけなら、大抵の人は無視するところだが、ワンクリック詐欺サイトというのは、分かっている人でも気分を害するような表示をするところに特徴がある。

具体的には、利用者のIPアドレスやそれを逆引きしたリモートホスト名を表示したりする。これによって、いかにも情報が相手に筒抜けになっているかのような印象を、初心者に与えるわけである。

追い打ち

その上で追い打ちとして、支払期限を明示(しかも数日後など非常に期限が短い)し、この日までに支払わなければ(画面に表示されている)情報を元に、プロバイダーに対し法的な手段をもって情報開示を求めます、的なことを目立つように表示する。

加えてお約束の文言、得られた個人情報から自宅あるいは勤務先へ直接請求させて頂きます、その際には延滞料として1日あたり○○円を加算させて頂きます、となる。

悪徳の度合

これは、不特定多数に送りつけるスパムとは違って、自らクリックしたという自覚がある。

加えて金額は高額、退会方法も分からず、プロバイダーまでバレている上に、勤務先に請求が来たら大変、ということで支払ってしまう人が後を絶たないらしい。

結論だが、支払う必要は全くない。何事も無かったかのように、そのままページを閉じて、無視すれば良い。

理由は簡単である。なぜなら、これは詐欺だからである。

契約が無効で支払い義務もないのに金を請求することは詐欺である。しかし一度でも支払えば、その人は「カモ」の仲間入りである。

技術的に、Webサーバー側はアクセス者のIPアドレスは簡単に分かる。IPアドレスというのは、「202.232.190.90」といったような数字の列のことである。

自分のIPアドレスと、相手のIPアドレスを互いに交換しあい、WebサーバーにあるHTMLファイル(画面の表示のしかたを記述する文書)や、画像ファイルを取得するのがWebの基本機構だからである。

リモートホスト名というのは、IPアドレスに対応する文字からなる名前である。例えば202.232.190.90は、これを書いている現時点ではwww.kantei.go.jpである。プロバイダーから接続している場合、例えばYahoo! BBなら???.bbtec.netなどとなるため、少なくともプロバイダーのレベルまでは、ここから判断できる。

確かに、自分のIPアドレスが変な人に知れれば、何らかの悪さをされる恐れはある。しかし、それほど恐れる必要はない。

ここから、住所・氏名や勤務先等を調べることは絶対に不可能だからである(会社内からアクセスしたような場合は別)。理由は簡単である。なぜなら、プロバイダーがどこの馬の骨か解らない詐欺師に個人情報を開示するわけがないからである。

それでも気になって夜眠れないようなら、健康のために警察ないし消費者センターに相談すると解決すると思われる。

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