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ISO/IEC 8859-4

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術文字集合編 (CTCHRS)
読み:アイエスオウ・アイイースィー・はちはちごーきゅう・よん
外語:ISO/IEC 8859-4 英語
品詞:固有名詞
2004/12/14 作成
2006/12/21 更新

ISOによって規定された文字集合の規格ISO/IEC 8859のうち4番目の仕様。この仕様はLatin-4とも呼ばれ、北欧の言語に対応するラテン文字セットを定義する。

CHARSET_NAME(CCS名)は「ISO-8859-4」である。

現在はISO/IEC 8859-10(Latin-6)に概ね移行しており、古い仕様となっている。

沿革

  • 1988(昭和63)年4月15日: ISO 8859-4制定
  • 1998(平成10)年7月1日: ISO 8859-4改正、ISO/IEC 8859-4に名称変更

他のISO登録状況

ISO-IR 110として登録されている。

ISO-IR 110のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

  • G0: -
  • G1: ESC 2/13 4/4
  • G2: ESC 2/14 4/4
  • G3: ESC 2/15 4/4

10/4にある通貨符号¤をユーロ記号€に置換したものがISO-IR 205として登録されている。

ISO-IR 205のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

  • G0: -
  • G1: ESC 2/13 6/4
  • G2: ESC 2/14 6/4
  • G3: ESC 2/15 6/4

ISO/IEC 8859-4文字セット

 上位4ビット
2/103/114/125/136/147/15
0NBSP°ĀĐāđ
1ĄąÁŅáņ
2ĸ˛ÂŌâō
3ŖŗÃĶãķ
4¤´ÄÔäô
5ĨĩÅÕåõ
6ĻļÆÖæö
7§ˇĮ×į÷
8¨¸ČØčø
9ŠšÉŲéų
10ĒēĘÚęú
11ĢģËÛëû
12ŦŧĖÜėü
13SHYŊÍŨíũ
14ŽžÎŪîū
15¯ŋĪßī˙

ISO/IEC 8859-4が公式ないし事実上、対応できる言語で、かつISO/IEC 8859-1などでは対応できない言語は以下のとおり。配列順序は日本語名の50音順による。括弧内はISO 639で規定される2文字の言語コードである。

  • エストニア語(et)
  • グリーンランド語(kl)
  • ラップ語(se)
  • ラトビア語(lv)
  • リトアニア語 (lt)

また次の言語はISO/IEC 8859-1でもISO/IEC 8859-4でも表現できる

  • 英語(en)
  • スウェーデン語(sv)
  • スペイン語(es)
  • スワヒリ語(sw)
  • デンマーク語(da)
  • ドイツ語(de)
  • ノルウェー語(no)
  • フィンランド語(fi)
  • ラテン語(la)
文字集合
ISO/IEC 8859
関連する文字集合
ISO/IEC 8859-10
ISO/IEC 8859-13
符号化方法
ISO/IEC 2022
関連する用語
エスケープシーケンス
ISO
文字コード
エスペラント

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