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NetBIOS over TCP/IP

辞書:通信用語の基礎知識 通信手順中編 (CPTRAN)
読み:ネットバイオス・オーヴァー・ティースィーピーアイピー
外語:NetBIOS over TCP/IP 英語
品詞:名詞
2003/10/23 作成
2014/12/07 更新

NetBIOSのサービスをTCP/IP上で実現する技術。OS/2ではTCPBEUI、WindowsではNetBTとも呼ばれる。

目次

Microsoft Windowsではファイル共有やプリンター共有などで利用されている通信プロトコルである。Windowsも古くはNetBEUIを用いていたが、後にNetBIOS over TCP/IPに置き換えられた。

仕様はSTD 19(RFC 1001 + RFC 1002)で規定されている。

具体的には、TCP/UDPポート137〜139が次のように使われている。

  • NAME SERVICE ‐ 137/tcp、137/udp
  • DATAGRAM SERVICE‐ 138/udp
  • SESSION SERVICE ‐ 139/tcp

UNIX互換環境ではSambaとして実装され、Windows環境からファイルサーバープリントサーバーとして利用できる。

NetBIOSは基本的にはローカルで使用するものなので、セキュリティ上の問題から、外部からのNetBIOSパケットはファイアウォールでブロックすることが望ましい。

用語の所属
通信プロトコル
関連する用語
NetBIOS
NetBEUI
NetBT
WINS
Samba
LMHOSTS
NUKE

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