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十号

辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・仏教用語編 (LFOLKEBY)
読み:じゅうごう
品詞:名詞
2005/04/05 作成
2007/04/10 更新

に対する10種類の尊称のこと。如来の十号、仏の十号などとも呼ばれる。

次の11号が該当する。

  1. 如来(にょらい)
  2. 応供(おうぐ)
  3. 正等覚(しょうとうがく)または正徧知(しょうへんち)
  4. 明行足(みょうぎょうそく)
  5. 善逝(ぜんぜい)
  6. 世間解(せけんげ)
  7. 無上士(むじょうじ)
  8. 調御丈夫(じょうごじょうぶ)
  9. 天人師(てんにんし)
  10. (ぶつ)
  11. 世尊

その扱いについては宗派経典により様々である。

仏と世尊をまとめて仏世尊として10種類にするもの、如来を総称とし2〜11までで10種類とするもの等、さまざまである。

例えば、日月燈明如来であれば、日月燈明如来・応供・正徧知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊、と呼ぶのが最も丁寧であるとされる。

用語の所属
仏教
関連する用語
宗派
経典

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