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防水シーツ

辞書:文化用語の基礎知識 生活と文化編 (LLIFE)
読み:ぼうすいシーツ
外語:waterproof sheet 英語 , sub/tuk/o エスペラント
品詞:名詞
2006/08/26 作成
2014/03/07 更新

防水加工されたシーツ(敷布)のこと。布団やベッドに敷いて使うもので、「おねしょシーツ」とも。

製品概要

ベッドや敷布団の上に敷いて使うことで、おねしょをしても防水シーツでそれを食い止め、ベッドや敷布団を汚さずに済むものである。

地味に需要の高い製品らしく、様々なメーカーが様々なものを販売している。

製品により特徴は様々だが、以下は一般例を示す。

材質と特徴

表地は一般的な吸湿シーツと同様で、主にパイル地(添毛織物)などの軟らかい素材で出来ており、綿などの吸水体が尿を吸水するようになっている。

裏地はポリエステルポリエチレンポリウレタンなどで作られており、水分を通さないようになっている。

寸法・柄

サイズはベビー、ジュニア、シングル、ダブルなど、様々な大きさのものが売られている。

表地も、無地からディズニーキャラの描かれた柄物まで様々がある。

機能

水分を通さない裏地で尿を食い止め、布団に通さない。そして、表地の綿で、尿が流れたり広がったりしにくいようにしている。

たとえば、単にビニールなどを布くだけでは、液体である尿は周囲に流れてしまう。そこで、昔ならビニールシートの上にバスタオルなどを敷いたりしていた。これと同等以上の機能を持たせているのが、現在の防水シーツ、通称「おねしょシーツ」である。この発明は、子供のQuality Of Life向上に大きく貢献しているようである。

紙おむつ等とは違い、吸収体は綿などであるので、押せば染み込んだ尿がにじみ出て来る。またおむつと違って吸水に限界があるので、尿の量が多い場合、パジャマを伝って背中や肩の方まで流れて来ることがあるので注意が必要である。

おねしょパンツなどと併用することもある。

肌ざわり

現在市販されている製品の殆どは、肌ざわり良く作られており、その上で寝ても違和感が無いようになっている。

昔は本当にビニール製だったりして、とても寝心地の良いものではなかったが、需要に応じ研究も進んだ。ごわごわしない生地の製品、蒸れにくい生地の製品なども多く販売されていて、各社も、それを売りにもしているようである。

使い方

布団に付けて、その上で寝るのが一番シンプルである。

あるいは敷布団の上に防水シーツを付け、その上に更に普通のシーツを付ければ防水シーツを目立たなくすることもできる。柔らかな製品であれば付けてあること自体に気付かないので、子供も嫌がることは殆どない。

頻繁にする場合は洗濯物を減らすため一番上にせざるをえないが、たまにしかしない場合はシーツの下に敷けば防水シーツ自体の洗濯も頻繁にする必要がなくなり、長持ちする。

防水シーツ自体は吸湿性が殆どないので、実際におねしょをすると水たまりになる。そこで、その上に簡単に洗濯出来る吸水性ある物を敷くのが望ましい。例えば、布団と防水シーツをシーツで覆えば、シーツも尿を吸ってくれるため全体として吸湿性が高まる効果が期待される他、防水シーツもずれにくくなる。

洗濯

その製品の使用目的から、当然、洗濯可能なものが一般的である。

手洗いしか出来ないものもあるが、ネットに入れれば洗濯機で洗える製品も少なくない。汚れても、洗って干せば裏地が痛むまでは再利用出来る。洗えば済む話なので、親も子も気分は楽である。

洗濯機で洗う場合、脱水を掛けても完全には水が飛ばないので、無理に長時間回しても無駄である。うまく脱水できず、洗濯機が転倒する事故も発生している。そこで脱水は短時間にするか、あるいは脱水せずにすすぎだけして、干して乾かす。

生地にもよるが、漂白剤は生地を傷めることがあるので、あまり推奨されていない。可能なら蛍光剤が入っていない中性洗剤を使用し、洗剤が残らないように(特に粉末洗剤の場合)すすぎを念入りにする(注水すすぎ機能を使用する)ほうがよい。どうしても臭いが気になる場合は、酸素系漂白剤を薄めて浸け置きする。

柔軟仕上げ剤や柔軟剤入り洗剤は撥水効果をもたらすため、せっかくの吸水力を落とすことになるので使用してはいけない。これは、おむつカバー、おねしょパンツなどでも同様である。もし間違えて使用してしまった場合、食器用洗剤で良く洗ったあと、通常の洗濯をすると吸水力は戻る。

製品の吸水性という特徴と引き換えに洗濯後に乾きにくいといった難点もある。毎日洗濯が必要な場合は、複数枚を用意し交互に使う方法もある。乾きにくいからといっても、直射日光で干すと熱で防水素材が溶けたり縮んだりして破損することになるので、日陰干しが鉄則である。また、乾燥機を使った場合も同様に熱で破損することになるので、使用してはいけない。

なお、シーツの下に敷くなどして用い、かつおねしょで濡れていない場合、目立って汚れていない場合はしばらく洗濯しなくても問題はない。ただ、汗などの湿気を吸ったままだとカビる可能性があるので、洗濯はせずとも、時々は日陰干しなどをした方が良い。

その効果は劇的であるが、唯一にして最大の問題があり、それはその特性上、通気性が殆ど無いということである。

表地は綿など蒸れにくい材質とはいえ、裏地は防水フィルムであるので布団との通気がなく、暑苦しさがある。

冬は暖かいので便利なようだが、夏にはかなり辛いようだ。

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