明仁

• 生没: 1933(昭和8)年12月23日〜
• 天皇 在位: 1989(昭和64)年1月7日〜2019(平成31)年4月30日
• 上皇 在位: 2019(令和元)年5月1日〜

• 御名 ‐ 明仁(あきひと)
• お続柄 ‐ 昭和天皇第一皇男子
• 誕生日 ‐ 1933(昭和8)年12月23日(山羊座)
• 幼少時の称号 ‐ 継宮(つぐのみや)
• お印 ‐ 榮(えい)
• ご学歴等
  • 学習院大学教育修了 (1956(昭和31)年)

血液型はA型と言われている。

• 1952(昭和27)年11月10日: 成年式、立太子の礼
• 1956(昭和31)年: 学習院大学修了
• 1959(昭和34)年4月10日: 当時皇太子だった陛下が、現皇后陛下と結婚される
• 1987(昭和62)年9月20日: 国事行為の臨時代行(事実上の摂政と考えられる)をお勤めとなる
• 1989(昭和64)年1月7日: 昭和天皇の崩御により、践祚(せんそ)され天皇に即位
• 1990(平成2)年11月12日: 即位礼正殿の儀
• 1990(平成2)年11月22日、23日: 大嘗祭(天皇が即位して最初に行なう新嘗祭)
• 2002(平成14)年末: 前立腺がんを患っていることを公表される
• 2003(平成15)年1月18日: 手術される

  手術は成功し経過も順調で、以後服薬により治療を継続中とのことである。

• 2012(平成24)年2月11日: 心臓の検査をされ、その後手術する旨を公表される
• 2012(平成24)年2月18日09:24(@058): 手術室に入られる
• 2012(平成24)年2月18日15:55(@329): 手術成功、手術室をお出になられる
• 2012(平成24)年3月4日14:00(@249)過ぎ: 東大病院を退院される
• 2019(平成31)年4月30日: 天皇を退位
• 2019(令和元)年5月1日: 上皇となられる

• 1953(昭和28)年12月: 結核を患う。投薬治療を開始し、4年後に寛解
• 2003(平成15)年1月: 前立腺がんの手術を受け、回復
• 2008(平成20)年12月: 不整脈を発症、その後回復
• 2011(平成23)年11月: 気管支炎と肺炎を患い、治療を受けて回復
• 2012(平成24)年3月: 心臓冠動脈のバイパス手術を受け、回復
• 2022(令和4)年7月: 右心不全と診断されたと宮内庁が発表。投薬治療中としている

結婚の儀(結婚式)は皇居・宮中三殿の賢所(かしこどころ)で行なわれ、その後、二柱を乗せた馬車行列が、皇居二重橋から東宮仮御所までを行進した。

この模様はテレビで生中継されたことから、一般家庭へテレビ普及の切っ掛けになった。

• 赤坂御所(現 東宮御所)
• 御所(1993(平成5)年12月〜)

• 昭和(1989年1月7日のみ)
• 平成(1989年1月8日〜2019年4月30日)

父神は昭和天皇(裕仁天皇)、母神は香淳皇后(良子皇后)。

后は正田美智子(しょうだ・みちこ)。結婚前は民間人で、父・正田英三郎(日清製粉社長)の長女だった。

皇子は三柱おられる。

1. 浩宮徳仁親王 (現、徳仁天皇陛下)
2. 礼宮文仁親王(現、秋篠宮文仁親王殿下)
3. 紀宮清子内親王 (現、黒田清子様)

昭和天皇が実現できなかった、47都道府県すべての行幸を実現させている。

ハゼ科魚類の研究をされており、幾つかの著書を執筆されている。

外国訪問は、次の通りである。

• 東南アジア諸国(1991(平成3)年)
• 中華人民共和国(1992(平成4)年)
• ヨーロッパ諸国(1993(平成5)年)
• アメリカ合衆国(1994(平成6)年)
• フランス共和国・スペイン王国(1994(平成6)年)
• ブラジル連邦共和国・アルゼンチン共和国(1997(平成9)年)
• 英国・デンマーク王国(1998(平成10)年)
• オランダ王国・スウェーデン王国(2000(平成12)年)
• ポーランド共和国・ハンガリー(2002(平成14)年)
• ノルウェー王国(2005(平成17)年)
• アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島サイパン島(2005(平成17)年)
• シンガポール共和国・タイ王国(2006(平成18)年)
• ヨーロッパ諸国(2007(平成19)年)
• カナダ・アメリカ合衆国(2009(平成21)年)
• 英国(2012(平成24)年)
• インド(2013(平成25)年)

外国へのご旅行は、次の通りである。

• ベルギー王国(1993(平成5)年)
• スイス連邦(2002(平成14)年)
• パラオ共和国(2015(平成27)年)
• フィリピン共和国(2016(平成28)年)
• ベトナム社会主義共和国(2017(平成29)年)

車好きで知られ、日産自動車(のうちの、かつてのプリンス自動車)が特にお気に入りであったらしい。但し、企業の宣伝になってしまうと良くないため、公言は避けられている。

ホンダの2代目インテグラを陛下自らの愛車としていた。天皇に即位され、少なくとも公務で公道を自ら運転することは無くなったが、皇居内や那須御用邸周辺で車を爆走させていたことが知られる。また、公道を運転するために日本国の運転免許証を持ち更新も続けていた。当然、ゴールド免許と思われる。皇居内では、週末に皇后陛下とテニスを楽しまれる際などに運転していたという。

第二皇子である秋篠宮殿下は黄色のビートルを愛車としていた(現在は不明)が、1989(平成元)年8月に陛下はこのビートルで那須御用邸周辺のドライブをしたことが知られる。

しかし85歳の誕生日を迎えることを機に車の運転をやめる意向を示された。免許証の返納や更新はせず、そのまま失効したという。

歴代の天皇陛下として初めて心臓外科手術をお受けになられた。

2012(平成24)年2月11日に心臓の検査をされ、左冠動脈(回旋枝、前下行枝)に狭窄が見られたことから、翌週の2月18日、体の他の場所から取ってきた血管を大動脈に接続して血流を確保するバイパス手術をお受けになられた。

陛下は、東日本大震災の発生から1年となる3月11日の追悼式典への参加を強く希望しており、それまでに健康不安を取り除くべく手術に挑まれたとされる。

庶民的な味を好まれるようである。

• 好きな弁当は「チキン弁当」 東京駅構内「駅弁屋」の看板がある店で売られている

他に、カレーライスを好んでいることも有名である。