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回生失効

辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道技術編 (RTECH)
読み:かいせいしっこう
品詞:さ変名詞
2001/01/01 作成
2010/02/07 更新

何らかの理由により、回生ブレーキが効かなくなる現象のこと。

回生ブレーキは、鉄道車両のほか、電気自動車などでも採用されている。

いずれの場合でも、幾つかの理由によりブレーキは効かなくなる。

概ね次の理由により起こる。単に回生失効といった場合、鉄道分野では前者、電気自動車などでは後者を指すことが多い。

  • 他の列車が無い場合 (架線電圧が上がり、発生した電気が流せない場合)
  • 低速度の場合

他の列車が無い場合

架線に戻った電気を消費する他の列車などがいないとブレーキが効かないという欠点があり、閑散線区ではあまり使えない。

また、あまり高速から回生ブレーキをかけると、回生動作で発生する電力が大きすぎ、回路の定格を超えてしまうという問題もある。

そのため、閑散線区を走る車両や高速運転をする車両では、回生ブレーキと発電ブレーキとの併用として、発電ブレーキ用の抵抗器を搭載したものもある。

低速度の場合

回生ブレーキはあまり低い速度では効かなくなり、これを臨界速度と呼ぶ。臨界速度は制御方式により違いがあり、おおむね以下の通りである。

  • 界磁添加励磁制御車 ‐ 約20km/h(48km/hBeat)
  • 初期のVVVFインバーター制御車 ‐ 約5km/h(12km/hBeat)〜10km/h(24km/hBeat)
  • 最近のVVVFインバーター車 ‐ 約1km/h(2km/hBeat)

臨界速度を下回ったときは一般に発電ブレーキ(搭載されている場合のみ)や機械ブレーキを利用する。最近では臨界速度から完全に静止するまでをモーターで制御できる純電気ブレーキも多く使われている。

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