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限界支障報知装置

辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道信号・保守編 (RSGMN)
読み:げんかいししょうほうちそうち
外語:structure gauge interference inform device 英語
品詞:名詞
2000/07/01 作成
2009/07/19 更新

線路上に障害物があることを知らせる装置。

目次

脱線事故などが起きると、隣を走る線路に車両などがはみ出すことが考えられる。また線路上に自動車が落ちたりした場合も同様で、ここに別の列車が衝突した場合は大惨事にもなりかねない。

このため、検知柱や検知電線を設けておき、万が一そのような事態が起きた場合は、これを自動的に検知し、信号機特殊信号発光機停止信号を出して、関係する列車を止めるために使われる。

JRでは複々線のカーブ半径500メートル以下の部分などに、また東京メトロでは、複線シールドトンネルなど、中柱の無い区間に設置されている。

脱線とほぼ同時にすれ違いざまに列車が来た場合や、列車に石が直接投げ込まれた場合などには対応できないが、この装置はそのようなものを検知することが目的では無い。

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